일본의 오늘

韓国人が見たドラマ "あまちゃん"

서의동 2013. 10. 14. 23:04

安倍晋三首相の「アベノミクス」は、李明博大統領の「 MBノミクス」と似ている。ウォン安ドル高(円安)を誘導し、輸出大企業をサポートし、建設投資に莫大な金をつぎ込む方法に違いはなく、その副作用として、庶民の生活が徐々に厳しくなっていくのも同様の流れである。しかし、日本社会は安倍が目指している方向がMB時代の韓国と同様の方向に向かっているのかというと、必ずしもそうではない。


先月幕を下ろしたNHK朝ドラマ<あまちゃん>は、日本の素顔は韓国社会とは異なっているのを改めて確認させてくれた。東京の女子高生、天野アキは、夏休みに母親の故郷である岩手県の小さな漁村に訪ねていって、しばらく居残ることにした。東京の学校ではイジメを受けて憂鬱な日々を送っていたアキは人情豊かな漁村のコミュニティへの仲間入りができ、性格があかるく変わる。


アキの母は家業の海女(あま)より歌手になるという夢を抱いて80年代半ば故郷を離れて上京したが挫折したが、アキは自ら進んで祖母の後を継いだのだ。アキはここでご当地アイドルとして活躍したが、東京にしばらく戻ってアイドルグループに所属した後、映画の主演を務めることにまでなったが、 3.11東日本大震災が発生すると、故郷に戻る。




「ドラマが終わって楽しみがない」という嘆きが出るほどのブームを起こした<あまちゃん>の影響で、撮影地である岩手県久慈市には観光客があふれ海女を目指す若い女性も出てくるようになってきた。東北の方言は、今年日本最大の流行語になっている。


天才作家の宫藤官九郞が脚本を書いた<あまちゃん>は、 「地元志向」を強く帯びている。東京で人気に火がつき始めた頃帰郷したアキは「まだ若いから東京に戻れ」いった芸能企画会社の提案に応じず、地域で海女兼ご当地アイドルを続ける。バブル時代だった80年代、大都会でチャンスを見つけるために故郷を離れた母とは正反対の選択をしたのだ。ドラマに登場するアイドルグループは「地元に帰ろう」という題名の歌を歌ったりする。


学校と塾を振り子のように往復する韓国の高校生とは違って、主人公は学校が終わったら、海女服に着替えて海に飛び込んでウニを採って、時には友達とデュエットで公演の練習をする。進学の話は一言も出てない。「ソウル一極主義」で、「良い大学」がその後の人生を決めると思ってる韓国人の感覚から言うとドラマは非現実的な展開のように見えるが、とにかく毎日15分ずつ6ヶ月間放映された<あまちゃん>は日本社会を熱狂させ、元気づけたのは確かだ。


アベノミックスは、効率と経済力、大企業と東京を重視する。 2020年東京オリンピックの開催のために莫大な金が東京のインフラ整備に注ぎ込まれるだろう。新幹線で1時間30分かかる東京と名古屋を40分に縮める新たな鉄道建設も推進される。縮まった時間に比例してお金と人が東京に吸い込まれるのではと心配する声も出てきている。


しかし、<あまちゃん>への熱狂が示しているように、日本人はアベノミックスの物差しで計ることは難しい「故郷と地元の価値」を重視してきた。これからも変わらないと思われる。日本で地元はしばらくとどまる駅ではなく、経済的·社会的に独自性を保つ生活の場である。同じ成績であれば東京ではなく地方の大学に進学する者が増えているのは学費の負担もあるだろうが、 「地域での暮らしも悪くない選択」と判断したからであろう。


日本とは歴史的背景と地理的な規模や人口が違って、しかもますます「都市国家」化されつつある韓国では<あまちゃん>のようなドラマは作ることができないかもしれない。

あまちゃん>の「帰去来の辞」は、韓国人の僕にさまざまなことを思わせるところがある。