うちの家族が住むことになったところは東京の南のほうにある大田區の千鳥町という町です。ここらへんは川崎から近いところで自轉車で10分くらい行けば多摩川もあるし、電車で10分ほど離れたところに洗足池という湖もある綺麗なところでした。東急池上線という,小電車がワンマン運轉で走っています。
東京に着いたのは2004年3月4日。東京の第一印象はソウルよりはあたたかったということです。羽田空港に足を踏んだ途端,まるで私たちを出迎にきたように暖かく柔らかい風が吹いていて,東京の生活に何かよい兆しではないかと思いました... が。それは自分の勝手な思い込みでした。
東京の天氣は韓國人にとってはほんとうに耐えられないことでした。あたたかいかぜは一種の僞裝だったんです! 東京はですね,春のかぜもつよいし,花粉もすごいです。どのス-パにでも「花粉對策コ-ナ」が別途に設けられているほどです。
韓國も3月はかぜかつよくてちょっと寒いですけど,島國の日本の風は本當に違います。タクシに乘って千鳥町の家に着いたときにはもうめちゃくちゃさむくなって,雨さえ降り始めました。暖房も敷いていない床と疊のへや,二重ではないガラス窓,部屋の中と外の氣溫が全く同じで寒さはだんだん增していく、、、。これからどうするのか,實に呆然とした初の日だったです。
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